例えば、Ａさんの場合、

長年の腰痛があり、骨盤のゆがみのせいで痛みを出していました。検査をしたところ、その治りを邪魔していたものが４つある事がわかりました。

１つは、膝の不調、２つ目は心理的なストレス、３つ目は腎臓の不調、４つ目は身体の使い方でした。

腰への影響力の強さ順に、①膝、②ストレス、③腎臓、④身体の使い方を解除してゆくことにより、スムーズに症状が改善されました。

言い方を変えると、①筋肉への対処、②心理的アプローチ、③内臓へのアプローチ、 ④身体の使い方を良くするエクササイズが必要でした。 直接的には骨盤のゆがみの為に痛みが出ていたので、骨盤の治療をしてもその場では痛みが取れるのですが、すぐに再発してしまうことになります。

Ａさんの腰痛には①〜④までのアプローチがどれも不可欠であり、腰に最も悪い影響を与えていた①の「膝の不調」から影響を与えている順番に次々に解除していくことが、腰痛を最短距離で改善することになります。 どれかひとつでも残っていると治りが悪くなります。

Ａさんのように複数の要因が症状の治りを邪魔している例が年々増えているように思えます。

当センターでは、一回一回の治療ごとに、多様な「治りを邪魔するもの」を検査し、見つけ、治療を組み立ててゆきます。 （「症例紹介」のページもご参照下さい。）

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