いわゆるインナーマッスルと呼ばれる大腰筋の左右両方が緊張しすぎると、腰骨を引っ張り、腰の前弯が強くなります(いわゆるでっちりの状態です。)。
その結果、腰骨と骨盤の間が狭くなり、「腰が詰まった感じがする。」になります。
長年この状態が続くと、「すべり症」「分離症」「分離すべり症」「椎間関節症」などにもなりやすくなると言われています。
では、大腰筋がなぜ緊張しすぎてしまうのかというと、
① 姿勢の問題(猫背あるいはおしりを付き出す姿勢などのくせがある。)
② 腎臓の問題 (腎臓と大腰筋は非常に近い位置にあるので影響を受けやすい。)
③ 横隔膜の問題 (横隔膜と大腰筋は拮抗筋の関係にあるため。)
④ 大腰筋の筋力低下がある。 (詳しい説明はこちらへ)
⑤ その他
などの問題が考えられます。