脊椎カリエス

肺の病巣から脊椎へ、血液を通じて結核菌が運ばれ病巣をつくったもの。最初、椎体が侵され、やがて椎間板が破壊されます。

 

症状の現れ方

腰背部痛が最も多く、病変部の叩打痛もおこります。身体を動かす時に痛みが増し、特に夜間に痛みが増す傾向にあります。鎮痛薬は有効ですが、完全には痛みは取れません。全体的な反応としては微熱、赤血球沈降速度の促進が見られます。病気が進行してくると脊椎運動制限が現れ、さらに進むと椎体運動制限現れ、さらに進むと椎体が破壊され脊柱後湾変形(亀背 きはい)が見られます。この時期には破壊された部分に生じた肉芽や腹部・殿部に大量の膿が溜まり、脊椎を圧迫し、排便・排尿障害、下肢マヒなどを生ずることもあります。

 

検査

X線写真では椎間板が狭くなり脊椎の不整像や楔状化(クサビのようになる)が見られます。胸椎部では溜まった膿が脊椎周囲に紡錘状に映ることもあります。

 

治療

安静と抗結核化学療法が基本です。1〜2年間の化学療法とコルセットの装着が必要です。

 

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